ともだちになろうよ |
|
中川 ひろたか作
ひろかわ さえこ絵
アリス館
友達なんかいらない、ひとりで帰れるしひとりで遊べる、そう思っていたぼくのところへある日うさぎの子がやって来た。
「ともだちになろうよ。」と突然言われてびっくりしていると
「はらっぱにいこう。」
「ともだちなら、いっしょにはらっぱくらいいくものよ。」と言われ勝手だな、ぼくはともだちだなんて言っていないのに。。でもはらっぱに行ってみたら、気持ちのいいところだった。
ともだちなんかいらないと思っていたぼくだったけどうさぎといっしょにいろいろなことをしていたらともだちっていうのもそんなに悪いことじゃないかなってちょっぴり思った。
うさぎとぼくの表情がとっても優しく描かれていてやっぱり友達っていいよね、って思える絵本です。
”ぼくたちともだち”の続編もどうぞ。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
どこいったん |
|
ジョン・クラッセン 作
長谷川 義史 訳
クレヨン・ハウス
ぼくのぼうし どこいったん?
きみのぼうし しらんなあ。
そうか、おおきに。
大阪弁で訳されるこの本は、なくなったぼくのぼうしを捜しに行く単純なストーリーですが、大阪弁の良さを堪能できる関西人にはお薦めの一冊です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
じぶんの木 |
|
最上一平作
松成真理子絵
岩崎書店
わたるの一番の友達はクマ撃ちをしていた”伝じい”。93歳のひいじいちゃんでした。もう50年も前に鉄砲は止めていますが、伝じいはクマをしとめるといつもその場で感謝の気持ちとクマの魂を山の神に帰すために祈りをささげていました。伝じいにはいろんなお話をいっぱい聞いたわたる。人が生まれるとどこかにポッと同じように木が芽を出す。
何の木か何処の山かは誰にもわからない。けれど必ず”じぶんの木”というものがあると言います。わたるの木もじいちゃんの木もどこかにあるので、じいちゃんが死んだってじいちゃんの木はどこかで生き続けている、と聞かされます。だから寂しくはない。 そんな話が伝じいの最期の話になりました。
読んでもらうなら5歳ぐらいから
|
|
|
セバスティアン・メッシェンモーザー 作
松永 美穂 訳
コンセル
冬っていうのは、とっても綺麗なんだ。雪が降ってきて何もかもが真っ白になるんだ、とヤギが言います。
でも冬の間ずっと眠っているリスもハリネズミもくまも雪を見たことがありません。ヤギは雪のことを白くて、しめっぽくて、冷たくて、柔らかいと言います。初めての雪を見たかったら、眠らずに起きていなければなりません。
3匹は雪を探しに出かけます。3匹は真っ白な世界を見ることができたでしょうか?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
ヒド・ファン・ヘネヒテン 作・絵
のざか えつこ 訳
フレーベル館
ゆきだるまのスノーぼうやは、体の中が震えても、体がかゆくなっても動けません。ほんのちょっぴりでも動くと「とまれ!」と雪の兵隊に注意されます。でもスノーぼうやは動くのってどういう感じか知りたくて小鳥に聞いてみますが、「だまれ!」とまたも雪の兵隊にしかられます。
「思い切って動いてみたら。。?」という小鳥の返事がきこえたので、「動いたらとけてしまうぞ!」という兵隊の言うこともきかないで、走って行ってしまいます。
スノーぼうやは溶けてしまったのかしら?
スノーぼうやが走って行った先にあったものは何だったのかしら?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
アン ジョナス 作
内海 まお 訳
評論社
「明け方、家を出発した。」そんな言葉からこの本は始まります。
太陽が昇り、あたりの様子が描写されます。
太陽がしずむと本をさかさまにして、また読み始めます。
空が暗くなった世界がわが家まで映し出されます。
モノクロの世界ならではの味わいのあるしかけ絵本です。
読んでもらうなら5歳ぐらいから
|
|
|
長野ヒデ子 作・絵
世界文化社
あらたまった気持ちで迎えるお正月。日常の生活の中でも大きな節目です。
”おしょうがつは ええもんじゃ ”と歌にのせて、おばあちゃんと共にお正月の準備からお正月を迎える日まで可愛い絵で綴られています。
♪うれしいこと いっぱい どんどこどん
おしょうがつさん どんどこどん
たのしい たのしい どんどこどん ♪
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
ひがし ちから 作
BL出版
今日はゆきちゃんの5歳の誕生日です。「みんな私が5歳になったの、知ってるかな?」そう思ってみちこ先生に聞いてみることにしました。
「みちこ先生、問題です。私は今なんさいでしょう?」
「わかった!とポンと手を叩き「おやさい!」
「ちがう、ちがう」と言っても先生は聞いていません。
「じゃ、はくさい!」ちがう、ちがう「じゃ、ちんげんさい!」
次にゆきちゃんはかおり先生に聞きに行きます。でも先生もちゃんと答えてくれません。ゆきちゃんの誕生日、みんな忘れたのかな?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
シムズ・タバック 作 木坂 涼 訳
フレーベル館
ヨセフはコートを持っていました。でもあちこち擦り切れてつぎをあてていました。そこでヨセフはコートをジャケットに作り変え村祭りに出かけました。ヨセフはジャケットを持っていました。でもあちこち擦り切れてつぎをあてていました。
そこでヨセフはジャケットをチョッキに作り変え、姪の結婚式に着て行きました。ヨセフはチョッキを持っていました。でもあちこち擦り切れてつぎをあてていました。さあ、ヨセフはその後どうしたかしら?
”オーバーコートをもっていた”というイデイッシュ語の歌が大好きだった著者がこの歌をアレンジして作ったお話です。服の部分が切り抜かれ、簡単な仕掛け絵本になっています。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
みゆき りか 作 なかや みわ 絵
小学館
ばすくんは壊れて森に捨てられた路線バスです。昔はたくさんのお客を乗せて走っていましたが今は動物達と仲良く暮らしています。
クリスマスも近いのに雪も降らないなと言ったバスくんでしたが動物達にクリスマスってなに?と聞かれます。
そこでバスくんは、プレゼントのこと、キラキラ光るクリスマスのことを話し出します。みんなでクリスマスを祝いたいと思いましたがここは森の中、かざりも電気も何もありません。けれども動物達は一生懸命いろんな方法でクリスマスを祝う準備を始めます。森の動物達にもサンタはやって来たかしら?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
かがくいひろし 作
講談社
みみかきやの ひょ・うーたん先生は、みみかきに来るお客にあわせてみみかき草を育てています。店を開ける時間が来て最初に入ってきたお客はぞうさんでした。「ぞ」の1ばんのみみかき草を取ってくるように言われた弟子のひょうすけは、太いみみかき草を取ってぞうのみみをほじほじします。あまりの気持ちの良さにぞうはとけてしまいます。
ピョンスカ ピョン ピョンスカ ピョン・・・
次にやって来たのはうさぎの団体さん。「う」の1番から100番迄のみみかき草でほじほじほじと。。
さてさて、次は、シャンシャンシャン シャンシャンシャン・・・
「はて?声はすれど姿は見えず。。」さあ、お客は誰だったのでしょう?
心もゆったりとあなたも気持ちよくなれる絵本です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
高橋和枝 作
講談社
「もうすぐ今年も終りだね。」とお父さんに言われたくまの子は びっくり。
「今年が終わったらどうなるの?」と心配して聞き返します。
「今年が終わったら来年が来るよ。」来年は新しい年でみんなでお祝いすることを知ったくまの子は来年が楽しみになりました。
来年を待っていて、うとうとしてしまい来年が来てお母さんに起してもらったくまの子でしたが、来年は何処にきたのかわかりませんでした。
来年という形のないものをくまの子の目線で描かれたほんわかと優しい絵本です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
くるくるくるよ おすしがくるよ |
|
川北亮司 文 山村浩二 絵
ブロンズ新社
あなたの好きなお寿司のネタはは何かな?
”ハマチの にいさん、ちょっと おまち
はちまきまいて、どこ いく よみち”
軽快な言葉でよみ進められます。
次に回転寿司に行くのが楽しみになるかも。。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
にしもとやすこ
講談社
みんなの大好きなたこやきの家族のお話です。おひるごはんに作られていたたこやきでしたが、雨が降ってきたので、洗濯物を取り込むのにお母さんも子ども達も焼きかけたままのたこ焼きを残し部屋から出て行ってしまいます。
そこでたこ焼きの家族はいろんなお話をしています。なんともおもしろいふっと笑える会話です。あなたのお家のたこやきもひそひそ話しているかもしれません。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
シゲタ サヤカ 作・絵
講談社
「ヒャ~」 ひとりのコックはまな板が海老を食べる瞬間を見てびっくり!
店じまいとなったその日の晩、コックはおそるおそるまな板を調べてみました。でもあやしいところはありません。
おかしいな~と思いながら、試しに海老をそっと置いてみると
「ムシャり!」 「ヒャ~~。やっぱり食べた!」
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
なんのいろ あき |
|
ビーゲン・セン 作
永井 郁子 絵
みどりいろとむらさきいろ、くみあわせるとなんのいろ?
そう、だ~いすきな ぶどうのいろ。
ちゃいろときいろ、くみあわせるとなんのいろ?ちゃいろとこげちゃいろ、くみあわせるとなんのいろ?
なぞなぞ感覚で秋の風物を楽しむ絵本です。
シリーズで”なんのおと””なんのかたち”があり春夏秋冬のそれぞれ4編に分かれています。
読んでもらうなら2歳ぐらいから
|
|
|
森山 京 作
ふくざわ ゆみこ 絵
講談社
きつねのコンチとぶたのトントは仲良しです。丘の上にはみんなが”丘の木”と呼ぶ大きな樫の木があります。みんなその木が大好きです。
ある日その村に見かけぬくまさんがやって来ます。なんとそのくまさんは、ホテル王で、丘の木のある土地を買ったことがわかります。みんなの好きな丘の木も切られてそこにホテルが建つのでしょうか?トントのお母さんと仲良しのラビおばさんも心配です。
多数の作品を手がけている著者にやわらかなタッチの絵が添えられる心温まるお話です。
小学校中級から
|
|
|
帝国書院編集部
帝国書院
自分の生まれ育った土地のこと、日本全国の”食”に関する資料が集められています。四季の行事と食に始まり麺類・鍋物・菓子へと14項目に分かれて説明されています。ペラペラめくりながら、あなたも”日本列島食の旅”に出かけてみましょう。
小学校1年生ぐらいから
|
|
|
高畠純 作
ポプラ社
いたずら好きのぞうさんが誰かをおどろかせてやろうと落とし穴を作ります。
最初にやって来たのはたくさんのアリでしたが軽すぎて落ちません。
次にやって来たのはうさぎ。うさぎはピョーンと飛び越えました。
次にやって来たのは犬。その次はあひるといろいろな動物が次々現れますが。。。
そのうちに雨も降ってきて。。
さあ、ぞうさんの落とし穴で驚いたのは誰だったかな?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
くすのき しげのり 原作
いもと ようこ 文・絵
佼成社
うさぎのミミーはママの焼いたクッキーが大好き。きょうはおばあちゃんの誕生日なのでそのクッキーを届けに行くことになりました。ママは心配しますが、ミミーはバスケットを抱え一人でおばあちゃんの家へ向います。すると途中でおおかみのウルフが現れそのクッキーが美味しいか尋ます。美味しいかどうかは食べてみないと分からないと言われて一つあげるとあまりの美味しさに自分のおとうと達にも食べさせてあげたいと言ったのでミミーは少し分けてあげます。次に現れたのはきつねのコンコン。コンコンもまたそのクッキーが美味しいのか?と尋ねてお味見をします。おかあさんにもその美味しいクッキーを食べさせてあげたいと言って少し分けてもらいます。もう誰にも会わないようにと道を急ぎましたが、次に現れたのはくまのおじいさん。ミミーは無事におばあちゃんに届けられたのでしょうか?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
石津ちひろ 文
山村 浩二 絵
福音館
そらまめ そろって マラソンさ。
ラデッシュ だんだん ダッシュする。
はちまきした野菜たちが走るマラソン大会。
その姿がとてもユーモラスで可愛らしく言葉のあそびもはいっていて、リズム感があり楽しめる一冊です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
かがくい ひろし 作
講談社
ひが~し~~ たまねに~しき~ たまねに~しき~
に~し~ にん~じ~わか~ にん~じ~わか~
さあ、どちらが白星?お次はきゅうりゅうとなすびさとの勝負。
そして。。最後はすいかいとだいこのあらしが対決。ちびのだいこのあらしは、すいかいにすぐに負けるとおもいきやなかなか、なかなかいい試合をしています。
さ~、おっとっと。。軍配はどちらに??
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
きうち かつ 作・絵
福音館
野菜のおなかをのぞいたことがありますか?
これ、なあに?とモノクロで野菜のおなかが現れて次のページにこたえの絵がある構成になっていて親子で楽しめます。
えっ?こんなのだった?モノクロで見せられると、思わず首をかしげてしまいます。
3歳ぐらいから一緒に楽しめます
|
|
|
泉なお 作
いもとようこ 絵
あなたのお家の冷蔵庫にはどんなお野菜が入っているでしょう?
れいちゃんの家の冷蔵庫の中で、いろんなお野菜がおしゃべりをしています。「大根さんがここに来た時は、みんなポーッとするほど色が白くてピチピチして、ほんとに美人だった。ところが今じゃしわしわのしみだらけ、気の毒だよ。昔はあんなに綺麗だったのに。。。」 そんな声が聞えてきます。
あら、さつまいもさんも何か話しています。さあ、秘密のおしゃべり、聞いてみましょう。
|
|
|
佐野 洋子 作
小学館
こぶしの花が咲いて待ちに待ったとうさんが帰ってきました。くまの子は「とうさん、さんぽに ゆこう。」 「よしよし。」 「とうさん、てをつないでもいい?」 「とうさん、かたぐるましてくれる?」と久しぶりに帰ってきたとうさんに甘えます。
「よしよし。」と願いを聞きいれてくれるとうさん。川の橋が流されていても、とうさんは大きな木をパキッと折って川に橋を渡します。「とうさん、すごい!」
くまの子の暖かい家族の様子がほんわか伝わってくるお話です。
読んでもらうなら2歳ぐらいから
|
|
|
高畠純 作
絵本館
ごりらのおとうさん、ペンギンのおとうさん、しろくまのおとうさんと何人もの動物のおとうさんが登場。どのおとうさんもちょっぴり間抜けだけれど、ほんわり暖かく、ウフッと笑えるお話です。
続編もあります。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
ヒド・ファン・ヘネヒテン 絵
のざか えつこ 訳
フレーベル館
ヨアヒムはとってもこわがりやさん。ベットの下からギッ・・ギッ・・ギシッ!って音がすると 「ベットの下におばけがいるよ。」とパパを呼びます。でもベットの下はからっぽ。おやすみ、とパパは出て行きます。
ヨアヒムがぎゅっと目を閉じて静かに寝ていましたが今度はヒューッ・・ヒューッ・・ヒューッ 「パパ、パパ! 「おばけが、カーテンに影にかくれているの」パパが飛んできてくれましたがカーテンの影にもおばけはいません。「きっと風の音だよ。ゆっくりおやすみ。」
おばけはいない、おばけはいない・・・ でも・・でも・・ウッ・・ウーッ・・ウイーン・・・「パパ、パパ!!」またまた飛んできてくれたパパは。。。ヨアヒムはいつになったら眠れるのかな?ヨアヒムのお部屋の様子も楽しみながら読み進めてくださいね。
読んでもらうなら2歳ぐらいから
|
|
|
かつやかおり 作
福音館
ぼくは幼稚園からうずらをもらってきました。
幼稚園でうずらが増えすぎたので、誰かお家で飼ってくれる人はいませんか?と先生に尋ねられ、ぼくが手をあげました。うちに持って帰ると「誰が世話をするの?」とお母さんに言われましたが、ぼくがすると約束をしました。
それからのぼくとうずらのうーちゃんの毎日が描かれています。
うーちゃんとのほのぼのした生活が続いていたある日うーちゃんの片足が猫に食いちぎられました。うーちゃんは大丈夫だったでしょうか?
ぼくとうーちゃんの心温まるお話です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
小菅正夫 著
講談社
元旭山動物園の園長が動物と共に過ごしたエピソードを交えながら繋がっていく”いのち”について語ります。
また”かわいい”とか”役に立つ”とか人間の基準で動植物を選別すると生態系というもっともっと大きいバランスが崩れていくことについても述べられています。
旭山動物園へ行った人ならより興味深く、まだ行っていない人には、その動物達を訪ねてみたくなるお話満載です。
小学生から大人まで
|
|
|
山本省三 作
講談社
「ねえ、にわとりに おっぱいってあったかな?」とりごやで絵を描くことになった、なぎさが友達のさきに尋ねたけれど、さきもはっきり覚えていない。
「かあさんどりのおなかのまわりに集まっているからおっぱいあるかも。。」とあさこ。「ひよこはおっぱいで育つのかな。。?」「にわとりにおっぱいあったら、にわとりのおかあさん泣いちゃうと思う。」「えっ!なぜ?」とああでもない、こうでもないと教室中がさわぎだしました。
あなたは答えられるかな?にわとりにおっぱいあったかな?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
大砂山恵美子作・絵
ポトス出版
河豚 河馬 海豚 海象、これはなんて読むのでしょう?
じゃ、これは 水月?海星?
水に浮かぶ月? 海の星ってなんだろう?
いろいろと考えながら、字の読みを楽しんで覚えられる絵本です。
読んでもらうなら5歳ぐらいから
|
|
|
ねじめ正一作 いとうひろし絵
偕成社
あいうえおにぎり ぺろっとたべて
かきくけころっけ あつあつたべて
さしすせそーめん するするたべて。。
ほうら、みんなでたのしく覚えられるでしょう?
読んでもらうなら2歳ぐらいから
|
|
|
A・Pセイヤー/J・セイヤー ぶん
R・セシル え 久山太市 やく
評論社
1はかたつむり、2は人間 3は?
4はいぬ、それでは 5は?足の数で数概念を形成する絵本です。
足し算と掛け算をあわせた二段階の式が出てきて100まで数えます。
算数嫌いの予防ができるかも?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
池上彰のニュースに登場する世界の環境問題 ①気候変動
|
|
池上 彰 監修
さえら書房
最近はあちこちで”地球温暖化”という言葉を聞き、環境問題が叫ばれています。地球の長い歴史の中で大きな気候変動は何度もくりかえされましたが、現在ほど早く激しくはありませんでした。
今、どんな気候変動が起こっていて、それが原因で何が起こっているのかを、一緒に考えてみましょう。解説もわかりやすく、写真もたくさん収集されています。
このシリーズで”水””食料””人口””ごみ”の問題など2011年3月現在で第7巻目まで発行されています。
小学生~大人まで
|
|
|
大西成明 写真 松田素子 文
アリス館
骨の始まり、生まれたところは、はるか昔の海の中。地球の命のもとは、何億年前の海の中で生まれました。私達ヒトも海の中で生まれて、長い年月をかけて進化してきた生き物です。
海も川も湖も水の中に住む生き物は、陸に住む生き物より種類が多く、その中でも魚は一番たくさんの骨を持っています。骨を見て、その姿を想像したり、口の骨をみて何を食べているのか考えたりしてみましょう。あなたの知らない水の中の世界が広がりますよ。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
近藤 薫美子 著
アリス館
種がはじけ、こぼれて、ころがって。風にのってくるくる廻り、おどり、流されて。
種は眠り、めざめ、揺れ、そして。。。わらったね。詳細に、丁寧に描かれた植物や虫と共に詩的な言葉が添えられた見ているだけで楽しくなる絵本です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
伊丹市昆虫館 編
柏書房
むしのうんこを観察したことがありますか?
普段はあまり目に留めることのない虫のうんこを写真で紹介したちょっと珍しい絵本です。虫のうんこってこんなに違う形をしているんだと思ったりこんなかっこでうんこしたりしてるんだとびっくりしたり。漢方薬として使われる虫のうんこがあったり、虫のうんこでうんこ染めもできるんだって!
これを読めば、むしのうんこを探してみたくなるかも。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
キム・セシル文 ハン テヒ絵
かみや にじ訳 少年写真新聞社
むかし一人の旅の若者が山道を歩いているとおそろしいけもののうなり声が聞えてきました。「だれか、たすけてくれ~」と叫ぶ方へ行くと大きな穴の中に一匹のとらが落ち
ています。かわいそうに思った若者は一本の丸太を穴の中に入れてとらを助けてやりました。けれどもそのとらは、若者を丸呑みにしようと大きな口を開けました。「命の恩人に向ってなんということだ。」という若者に、とらは「人食いとらが人間を食ってどこが悪い。」と言いかえします。
若者は腹が立ったので、「お前の言うことが正しいのか他の誰かに聞いてみよう」そう言って先ず松の木に聞き次は牛に尋ねますが、どちらもとらに食べられるのは、正しいと言われ、若者が覚悟を決めた時うさぎが現れました。
若者は助かったのでしょうか?うさぎは名裁判をおこないました。
|
|
|
ガーズ・ウイリアムズ 文・絵
まつおかきょうこ訳
しろいうさぎとくろいうさぎが仲良く森の中に住んでいましたがくろいうさぎはいつもふと悲しそうな顔をします。
しろいうさぎが心配して「どうしたの?」と聞いても 「ぼく、ちょっとかんがえてたんだ。」と言うだけでまたあくる日もそのあくる日も悲しそうな顔です。
いつも悲しそうにするので、しろいうさぎが 「何を考えているの?」と聞くと、「ぼく、願いごとをしているんだ。」とこたえます。くろいうさぎの願いごとって何だったのでしょう?願いごとは叶ったのでしょうか?
結婚のお祝いに贈られることもある本だと聞いたことがあるロングセラーです。
|
|
|
あまんきみこ 作 黒井健 絵
フレーベル館
えりこは、大事にしていたみずいろのハンカチをなくしたことに気づいて、よもぎのはらまで探しに行きます。えりこがそこで見たものは。。。
三羽のうさぎがみずいろのハンカチを見て、空が落っこちてきたと話しています。えりこは思わず笑ってしまったので、うさぎ達は逃げて行ってしまい、びっくりさせたことを反省します。
しばらくそのハンカチを見ていたえりこは、ハンカチがうすももいろに染まったのに気がつきました。 「わたしのハンカチがそらになった。。」
うさぎちゃん達がまた見にきてくれることを願って夕焼けに染まった
ハンカチをおいて帰りました。ほんわり心が温かくなる一冊です。
|
|
|
あんびるやすこ作・絵
ひさかたチャイルド
今年生まれたばかりの子リスが、胸がソワソワするのはなぜだろうと思って、のねずみのおばあさんに聞いたら秋が来る証拠だよ、と言われました。今は何も変わっていない森もきんいろのてがみが届く頃になると秋がどんなものかわかるようになると教えられます。
一度も秋を見たことのない子リスは、おばあさんのいうきんいろのてがみをこころ待ちにします。子リスはきんいろのてがみを受取ることが出来たでしょうか?森はどのように姿を変えたでしょう?
私達もきんいろのてがみを待ちながら秋を迎えたいと思います。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
前田 まゆみ 作
やさしい色で描かれた花の絵と共にその花の特徴や仲間の花のこと、名前の由来、お料理、遊び方花についてのひとくちメモなどがあり、よみものとしても楽しめます。春と夏の花編もあります。
小学生から大人まで
|
|
|
なかやみわ 作
学研
どんぐり村でぼうしやさんをするポー、ちい、くりんはぼうしを売りに町へでかけますが、なかなか売れません。何故売れないのか考えていたポーたちは、ある日4匹の子ねずみのために帽子を買いに来たかあさんねずみの後を付けてみて自分達の帽子に足りなかったものを見つけます。
さあ、それは何だったでしょう?それからは、どんぐりむらのぼうしやさんはおおはやり。店先にとっても素敵なぼうしが並びます。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
デニス・ハシュレイ 文 ジム・ラマルシェ 絵
今江祥智 訳 BL出版
ある日くまさんが茂みの中で一枚の紙切れを拾いました。何年もの間くまは、それがいったい何だろうと思いながらずっと見返していました。ある年の夏、くまは本を読んでいる女の人を見つけました。
「いらっしゃい。ここへくるのよ。くまさん」そう声をかけられ女の人が本を読むのを聴いている日が続きました。
二人の間に生まれた切ないような友情が、ソフトなタッチで描かれた絵とあいまって、心和む一冊です。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
レイン・マーロウ作・絵 福本 友美子訳
徳間書店
いつもじっとしていないうさぎさんといつもゆっくりのかめさんはお友達。
いつもガサガサバタバタしているうさぎさんですが、かめさんに本を読んでもらうのが大好き。
カモミールティを入れてきょうもかめさんは本を読み始めます。ほのぼのとした二人の雰囲気がとてもいい絵本です。
読んでもらうなら 3歳ぐらいから
|
|
|
肥田美代子 文 小泉るみ子 絵
文研出版
山の中に一人で住んでいたおばあさんの処へある夜絵本を読んで欲しいと言う男の子がやってきました。それから毎晩やって来る男の子におばあさんは、絵本を読んできかせ、家でも読めるように本をもたせて帰らせました。男の子はあくる日必ず本を返しに来て、またお話をきいていくので、おばあさんは、どこから来ているのか気になりある晩男の子の後をつけました。
するとどうでしょう?おばあさんはびっくり仰天。あくる日からおばあさんは、その子ども達のために山のとしょかんを開くようになりました。どんな子ども達がやってきたのでしょう?ほんわり心があたたかくなる一冊です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
峰尾幸仁監修
岩崎書店
人は手を使っていろいろなものを作ってきましたがもっと上手にもっと簡単につくりたいと、手の助けとなるような道具を作って来ました。どの道具にもそれを使ってきた人のたくさんの知恵や工夫が込められています。
その道具の使い方を正しく知って、上手に便利に使いこなせるようになりましょう。この道具、こんな名前だったんだ、という発見もあるかもしれません。
5歳ぐらいから大人まで
|
|
|
鈴木のりたけ作 ブロンズ社
世の中にはいろんなお仕事があります。
その仕事場を訪問して、使う道具や、部屋の様子、作業の様子が詳しく書かれ見れば見るほど新しい発見ができそうな、見ているだけで楽しい本です。
続刊もあります。
5歳ぐらいから大人まで
|
|
|
ヒサ クニヒコ絵・文 国土社
”忍者”という言葉は、聞いたことはあるけれど、どんなものかよくは知らないという人は多いかもしれません。忍者は秘密行動を行なうために刀や手裏剣(しゅりけん)をあやつり自由に飛び跳ねるような特別の訓練を受けた集団のことです。
日本の歴史の中には、活躍の記録も残っています。
服装からその行動まで、楽しく学べる一冊です。
5歳ぐらいから大人まで
|
|
|
ミヒャエル・グレイニェク 絵と文
いずみちほこ 訳 セーラー出版
おつきさまってどんな味なんだろう?ちょっと試してみたいと思いませんか?ある日小さいカメは、高い山に登ってお月さまをかじろうと思いましたが、おつきさまには届きません。
カメはゾウを呼びました。でもまだとどきません。ゾウはきりんを呼びました。きりんはグーンと首を伸ばしましたがまだまだ届かなかったので、シマウマを呼びました。でもまだ届かなかったので、ライオンを呼び、ライオンはきつねをきつねはサルを呼び、サルに呼ばれたねずみはパリッ!とおつきさまをかじりました。さあ、おつきさまは、どんな味がしたでしょう?
よんでもらうなら2歳ぐらいから
|
|
|
かがくい ひろし 作・絵
PHP研究所
かがくいひろしの独特の絵で暑い夏が、力強く迫って来る様子が、面白く描かれています。
暑い夏も楽しくなってしまいそうな絵本です。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
柴田晋吾 さく 近藤薫美子 え
金の星社
「こんにちは、なつは もう きましたか?」
そんな言葉で始まって、山の様子、海の様子、夏の夜、田んぼ・動物園・幼稚園の様子といろんな夏のワンカットが楽しく描かれています。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
早坂優子 さく 坂井総一郎 ぶん
佐藤直行 え
視覚デザイン研究所
ピーマンに住んでいるのはのんびりやの妖精、とうもろこしにはかたづけ上手な妖精が、トマトにはお菓子作りの好きな妖精がブロッコリーには恋占いの妖精がニンジンには夕日が好きな妖精が。。。
いろんな野菜に住んでいる妖精たちとお友達になれる絵本です。
やさしい色づかいは、心もふんわり妖精の国へとんでいきそうです。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
パット・ハッチンス 作
たなか のぶひこ 訳
ほるぷ出版
ある日ヒギンスさんは、屋根裏部屋で時計を見つけました。
なかなか立派な時計だったので、時計があっているのかどうか調べるにはどうしたらいいか考え、もう一つ時計を買ってきてその時計を寝室におきました。その買ってきた時計が3時を指していたので屋根裏部屋へ上がっていくと、その時計は3時1分を指していました。どっちの時計が正しいかわからないのでヒギンスさんはもう一つ時計を買い、台所へおきました。
その時計は、4時10分前を指していたので、屋根裏部屋の時計を見に行くと4時8分前を指していました。そこでヒギンスさんは、もう一つ時計を買ってきます。さて、屋根裏部屋の時計は、正しい時間を指していたのでしょうか?
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
しゃっくり1かい1びょうかん ~こどものためのじかんのほん~ |
|
ヘイゼル ハッチンス 作
ケイディ マクドナルド デントン 絵
はいじま かり 訳
1秒間ってどんな時間?
しゃっくり1回する時間、なわとび1回ピョンとする時間、1分間ならもっと長いよ。君の好きな歌が歌えるぐらい?1時間だと、もっとずっと長い。
1秒から始まる時間の旅に出かけてみましょう。1秒、1分、1時間。。。。 いつもの遊びや出来事を通じ時間がだんだん身近なものになっていきますよ。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
宮西達也 作・絵
ポプラ社
宮西達也さんのティラノサウルスシリーズ第8弾のおはなし。
このシリーズはどのお話も、ほろっとするところがありますが、今回のお話も胸がぐっと熱くなります。
ティラノサウルスが大きな口を開け、スピノサウルスの子どもに近づいていきます。そこにグラグラすごい地震がやってきて地面が割れティラノサウルスとスピノサウルスだけが、その島に取り残されます。スピノサウルスを食べようとしていたティラノサウルスですが、「だめだめ、食べちゃだめ。
今、僕を食べても明日からず~っとはらぺこだよ。」と言われ、二人の生活が始まります。さあ、どんな毎日を過ごすのでしょう?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
長澤池早子監修
成美堂出版
ピーマンは苦いから嫌い、トマトの青臭さがいや、きのこの触感が苦手、魚のぼそぼそ感が嫌いなどお悩み別に子どもが好む料理に作り変えるレシピが満載。好き嫌いの多い子ども達をお持ちのお母さんへのお助けの一冊です。
成人向き
|
|
|
サクストン・フライマン&ユースト・エルファーズ 作
アーサー・ビナード訳 福音館書店
ストーリーのあるお話ではありませんが、見ているだけで実に楽しくなる絵本です。本を作るに当たり、先ずニューヨーク市とその近郊の市場に出かけ表情豊かな野菜探しを始めたといいます。そしてそれらの野菜をアトリエに持って帰って、目鼻立ちを整えて、撮影に臨んだそうです。
みなさん、この夏は畑で出来たお野菜の表情を観察してみませんか?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
オードリー・ペン 文
ルース・E・ハーバー&ナンシー・M・リーク 絵
いりさわ より 訳 アシェット婦人画報社
学校なんか行きたくないというあらいぐまのチェスターにお母さんは、お家にいるように、ほんわかした気持ちになれる、とっておきのおまじないを教えます。
お母さんはチェスターの手のひらの真ん中にキスをします。そのキスがあっという間に手からじわじわと心にしみ、ほんわかした暖かい気持ちでいっぱいにしてくれました。このキスのおまじないは、手を洗ってもなくなったりしないので安心してね、と教えてもらったチェスターは、このおまじないをとても気にいりました。そしてお母さんにもキスをし、学校へ出かけます。チェスターのキッシング・ハンドは、「僕はいつもお母さんと一緒だよ。いっしょだよ。」と歌っています。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
こうや すすむ 文
なかじま むつこ 絵
福音館
いちろう、はなこ、じろうの三兄弟は、となりのおじいさんに10粒ずつ大豆をもらいました。
畑にまけばふえるよ、と言われて、言われたとおりに一晩水にひたしてから、大豆を植え、秋にたくさんの豆を収穫しました。次の春、また三兄弟は大豆を畑にまくことにしました。何日経っても自分の畑からは目が出てこないのを見ていちろうは、豆をまくのを忘れたことに気付きます。水にひたしたままの大豆を物置で見たいちろうは。。?同じだいずだけれど、違う形の時に違う名前がついていることを教えてくれる絵本です。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
なかや みわ 作
小学館
はらっぱでグリンピースの兄弟が細長くてへんなものを見つけました。
いったいなんだろう?とそらまめくんは、兄弟たちと一緒にひっぱり始めましたが、なかなかはしっこが見えません。もっともっと引っ張っていると、さんじゃくまめの兄弟がひるねの最中に起されたと怒りながら出てきました。
長い長いベットを見てそらまめくんは、自分のベットがふわふわで大きくて立派だと自慢します。そこでけんかを始めた兄弟はどちらのベットがすばらしいか競争することにします。どちらが先に丘の下へ降りられるか?水たまりを渡りきるのはどちらが先か?。。。。よーい、ドン!さあ、そらまめくんは、勝てたでしょうか?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
いわいとしお 作
偕成社
おふろの大好きなクウちゃんという女の子がある日お風呂に入っていると「私の家の地下100階でパーティがあるから来ない?」と誰かの声を聞きます。
クウちゃんは、どんなパーティか見てみたくて、出かけました。突然穴に落っこちて、着いたお家はウサギさんの家。この家には10階ごとに違う動物が住んでいるよと言われクウちゃんは地下に進んでいきます。次の10階に住んでいたのは、アライグマさん。さあ、次の階には誰が居るのかな?
上から下へ読み進むように構成された細長い絵本です。ひとつひとつの絵が可愛くて、細かく描かれているので絵を見ているだけでも楽しめます。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
かがくいひろし 作・絵
教育画劇
美味しそうなケーキを前に亀のかめぞうと鯉のこいたろうがよだれをたらしながら目の前のケーキを食べようか、けろこさんを待っていようか話しています。
亀と鯉の姿とその様子がなんともユーモラスで、絵だけ見ていても大人も一緒に楽しめます。
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
小学館
日本で初めての缶詰にされたものは何でしょう?
日本で初めてカレーの作り方を紹介したのは?
初めて星座がつくられたのは?どこで?
時計の始まりは?
チョコレートの原料のカカオ豆は何時から栽培されていた?
日常のことから文化、電化製品、乗り物、食べ物などいろんなもののはじまりがまとめられています。
一冊読めば、あなたもものしり博士に?
5歳ぐらいから大人まで
|
|
|
荒木晃子 文 スズキ コージ絵
フェリシモ
くぎ一本でスープが作れるかな? え~っ、そんなのできるわけがないでしょう。。そんな方に是非お薦めの一冊。
一度この本を読んでみましょう。
「どうだね?うまくできそうかね?」と同じフレーズの続く絵本ですが、どんな風にかわっていくのか、おばあさんと同じ気持ちでページごとに少しずつ変わっていく鍋の様子を覗いてみましょう。
さあ、美味しそうなスープが出来上がりましたか?
読んでもらうなら3歳ぐらいから
|
|
|
中島和子 作 いもとようこ 絵
ひかりのくに
雪がっせんをしていたたっちゃんは、暑くなって首に巻いていたえりまきを木にかけておいたのですが、いつの間にかなくなっています。その時、雪の上に小さな足跡が見つけ、えりまきを持っていった犯人かもしれないと雪の上に続く足跡を辿って行きました。その足跡は広場を抜け森に続いていました。
さあ、森の奥には誰がいたのでしょう?
心温まる雪の日のおはなしです。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|
マーク・カッシーノ ジョン・ネルソン 作
千葉茂樹 訳 あすなろ書房
”雪は天から送られた手紙である”世界で初めて人工的に雪の結晶をつくるなど雪の研究に一生をささげた中谷宇吉郎の言葉です。
天から送られてくる、その手紙がどうしてこんなに美しく複雑で芸術的なのかその神秘に迫った一冊です。
読んでもらうなら5歳ぐらいから大人まで
|
|
|
高畠純 作
教育画劇
「なまむぎ なまごめ なまたまご」 誰もが一度は口ずさんだことのある早口ことば。
ほのぼのとユーモラスな絵と共にお口の体操してみましょう。
読んでもらうなら4歳ぐらいから大人まで
|
|
|
デミ 作 さくま ゆみこ 訳
光村教育図書
昔インドのある地方に自分は賢くて正しいと思い込んでいる王がいました。村に飢饉がやってきた時、皆のためにお米を取っておくと言って、ほとんどのお米を召し上げていました。何年も豊作が続きましたが、ある年飢饉がやって来たので、村の人たちは、お米を分け与えて欲しいと言いましたが、 「飢饉は何年続くか分からないので、王がひもじい思いをするわけにはいかぬ。」と言って分け与えようとしませんでした。
ある日、象に載せて米を宮殿まで運んでいた時、籠からこぼれ落ちる米つぶを見つけた村娘のラーニは、その米を集めて、王に届けました。王はたいそう感心しラーニを呼び、「褒美を取らせよう。好きなものを言うがよい。」と言われ「褒美なんて、とんでもない、でももしどうしてもと言われるなら、一粒のお米をください。」「一粒でいいのか? もっと気前よく褒美を取らせたいが。」「では今日はお米を一粒だけくださいませ。そして、30日のあいだそれぞれ前の日の倍の数だけお米をいただけませんか?明日はお米を2粒、あさってはお米を4粒というように。」 「ささやかな、ものだ。確かに聞き入れた。」と王はラーニに一粒の米を渡しました。さあ、30日後にラーニはどれだけのお米を受け取ることになったでしょう。一度考えてみてください。
読んでもらうなら5歳ぐらいから
|
|
|
カンタン・グレバン 絵 宮本佳枝 訳
ひさかたチャイルド
ねずみのリセロットの手は小さいけれどとても器用でいつもねずみ達の服を縫っていましたが、みんな服を作ってしまい作る服がなくなってしまいました。ある日困っているリセロットのところへ仲よしのモグラがやって来て、他の動物の服を作ってみればと話します。けれども小さいリセロットは他の動物は大きすぎると言うので 「きみが僕の上に乗れば大きさを測れる。リスくんが暖かいセーターを欲しがっている」と伝えました。
なんていい考えでしょう。さっそくもぐらの助けを得て素敵なセーターをつくると次はあなぐまがやって来てコートを注文します。そこでリスの上にモグラが乗りその上にリセロットがのって大きさを測り、美しいコートが仕上がりました。さあ、次にやってきたのは高い木の上にすんでいるアカゲラでした。さあ、リセロットはどうして木の上に辿りついたでしょう?そのあとも次々と森の動物達の注文が舞い込みます。リセロットは森の仲間の注文に応えられるでしょうか?
森の動物達のあたたかな友情のものがたりです。
読んでもらうなら4歳ぐらいから
|
|
|